
コンサルタントを顧問に迎え入れている会社は、ダメな会社と思っていませんか?
私は、コンサルタントを雇える会社は ”成長の伸びしろがある会社” と考えています。
コンサルタントを雇える会社というのは、まず雇うだけの財力があります。
財力があって、将来の会社のために投資を行える会社である。ということです。
現代では、国内にとどまらずグローバル展開している会社が当たり前の時代に、他の会社がコンサルタントを雇い、密かに力をつけ始めているとしたらどうでしょうか?
自分の会社は、コンサルタントを抱えているその会社に太刀打ちできそうですか?
これは保育業界にも言えることです。
保育業界では、株式会社が開所できるようになりました。
その株式会社の規模は、小規模だけではなく、グローバル企業まで参入していることを忘れてはなりません。
社会福祉法人だけではなく、株式会社が参入したことで、業界として切磋琢磨していくことは良いことではあります。
少子化が加速する中において、グローバル企業から社会福祉法人まで法人格、規模に関係なく、同じフィールドで生き残りをかけた経営が始まっている。という現実に目を背けてはいけません。
未来を盤石な状態にするために、優秀な人材の獲得ができれば良いですが、採用はできていますか?良い人材を獲得するどころか、人材の獲得さえも難しいのではないでしょうか。
少子化が進むと言うことは、将来的に働いてくれる人も少なくなる。と言うことです。
もし、優秀な人材を採用できたとしても、
”その人材は生涯自分の会社で働いてくれますか?”
優秀な人材を探すために高額な紹介料を支払ったり、優秀な人材が辞めてしまうことに心配し続けていくことよりも、今の会社や従業員の質の向上に取り込むことのほうが、たとえ急に辞めたとしても揺るがない、組織力のある会社になると考えています。
海外で成功している方が、
・企業向けには、
経営コンサルタントを雇用する。
・個人向けには、
キャリアを伸ばすために、キャリアコンサルタントに力を借り、生計を豊かにするためにライフ(ファイナンシャル)プランナーを雇用する。
と言うのは、耳にしたこともあると思います。
これをスポーツで例えるとわかりやすいかもしれません。
海外では、チームと選手が契約する際に、選手以外に通訳、パーソナルトレーナー、フィジカルトレーナー、メンタルトレーナーなども同時に雇えることを契約条件とすることは有名ですし、チームがその要求に応じなければ、自分の報酬からトレーナーを雇う。と言うのはよくあることですね。
自分が強くなるため、強さを維持するためのパーソナルトレーナーを雇っている選手と、雇っていない選手にどのくらいの差がつくかどうかは言うまでもありません。
新人教育の研修には高額な経費をかけるように、経営の資質向上、コンサルタントによるバックアップ体制を強化することに経費をかけることは大切です。経営の資質向上は、会社にとってはもちろんのこと、従業員にとっても良いことのはずです。
外部の力を借りることはダメなことではありません。
苦手な分野を時間をかけて内部で努力して解決しようとするのではなく、外部を上手に活用すべきです。
私は、社外顧問をしていますが、
・経営者が気づかない点を気づかせることができる。
・新しい視点で考えることができる。
・課題が明確になり、解決策が見つかる。
・管理職の意識が変わる。
・管理職が一枚岩となって、従業員が主体的に改善に取り組むようになる。
などの結果が出ることを実感しています。
コンサルタントの顧問料は決して安い金額ではありません。ですが、見方を変えれば、ヘッドハンティングや正社員を雇うよりは安いと思っています。
私がコンサルタントを選ぶときの基準をお伝えするとしたら、次のことを確かめてくださいと助言します。
・長期的なパートナーとして信頼できるかどうか。
・経営者の忖度をするのではなく、経営者に誠実で一緒になって会社の未来を考えることができる人物かどうか。
・コンサルタント自身が経営をしたことがあるか、または経営をしているか。
・経験やまたはそれに準ずる知識や経験があるか。
・コンサルタント自身が成功話だけではなく、苦労話、失敗談も経験している人物か。
具体的なご相談や、鳥飼のコンサルティングにご興味がございましたらお気軽にお問い合わせください。
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