
施設数も増え法人(会社含む)の業績も良く順調に規模拡大してきたと喜んでいた矢先、各施設で些細なトラブルが増えてくるようになって頭を抱えている。という経営者の相談を受けます。(保育園に限らず、この相談が多いと思っています。)
いくつかの相談を受けているうちに共通することがわかりました。
3施設以上から徐々にトラブルが増えてきたと感じる経営者が少なくないということです。
勢いのある法人は、
・経営者が強いリーダーシップを発揮している。
・経営者にノウハウがある。
・経営一族がカリスマ的存在である。
など、法人が経営者に属人化している状態にあります。
成長期の会社として属人化することは悪いことではありません。
むしろ経営者を中心に組織風土が醸成されて、まとまりがあるように思います。
ですが、3施設目あたりから、徐々にその経営者の影響力が薄れていくことがあるようです。
理由はいくつかあるとは思いますが、例えば、
・経営者が直接指示を出せる機会が少なくなり、コミニュケーションが薄れていく。
・人が増えて細かい指示が通りにくくなる。
・多様な人材が増えて統制がしにくくなる。
といったことがあると思います。
経営者がエネルギッシュであれば、毎日3施設を巡回することはできなくもないですが、持続性があるとは言い難い状態です。
経営者が毎日各施設に適切な指示を出すことが難しいことを認識しなくてはなりません。
例えば、次のようなポイントから始めていきます。
・2施設目になったら法人力をつけていく準備をはじめる。
・法人本部と施設で役割を明確にしていく。
・施設責任者を育成していく。
つまり、経営者からの直接の指示で動く組織から、経営者の考えを理解した施設責任者が、自らに考えて責務を全うする。構造を仕組み化していきます。
経営者の影響力が持続するために、経営者が考えていること、思い描いていることを各責任者ができるだけ理解し、行動に起こせるように仕組み作りを進めていきましょう。
すでに多施設になっている法人の場合は、リフレームが必要です。
各責任者の理解を得ながら、考え方も変えていく必要があります。
リフレームで仕組みづくりをしていく方が手間暇はかかりますが、そこからでも大丈夫です。
ぜひポイントを意識して取り組んでみてください。
仕組みづくりについてご相談や、鳥飼のコンサルティングにご興味がございましたらお気軽にお問い合わせください。
園長経験者によるワンストップコンサルティングなら | 株式会社ティードッツ